TVのワイドショーを観ていると、ほぼ毎日のように芸能人の結婚 ニュースが飛び込んできます。でもそれと同じくらいの頻度で離婚のニュースも。「あれ、ついこないだ結婚したばかりじゃ・・・」なんてことはよくありますね。
でもそれは芸能人に限った話ではないんです。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、日本における年間婚姻件数が約68万組なのに対し、離婚件数は24万組。全国の役所では婚姻届の約3分の1にあたる数の離婚届を受理している計算になります。

ここまで離婚が増えた背景には、一昔に比べ恋愛結婚が増えてお見合い結婚が減ったことが挙げられます。
付き合っているときは良くても、いざ生活を共にすると「こんな人ではなかったはず・・・」と新たな現実を突き付けられ、相手に愛情を持てなくなってしまうケースが多いようです。実際に10年付き合った後に結婚し、わずか1年弱で離婚してしまったカップルも実在します。
また同研究所の調べでは、男女が出会ってから結婚するまでの平均期間は4.26年という数字が出ています。

離婚という現実に直面した場合、たった一度の人生で5年近い歳月を費やすことは精神的にも経済的にも大きな負担を残してしまうと言えるでしょう。

恋愛結婚に押されつつあるお見合いですが、最近また見直されてきています。かつてのお見合いは親族や知人の紹介が主流で、断りづらく面倒というイメージが強かったと思いますが、昨今、結婚相談所の増加やそれに伴うサービスの充実で、昔のイメージと大きく様変わりしているようです。

結婚相談所を利用した場合、昔みたいにお見合い後すぐに結婚、ということはなく、ある程度の交際期間(≒相手を知る期間)を経た上で結婚するかを判断することになります。
これならお見合いに抵抗がある人でも、周りに変な気を遣うこともなく、ごく自然な恋愛成就と胸を張れるのではないでしょうか?

恋愛結婚のケースと比べ温める期間が短く、結婚相手としての可能性を冷静に見極められるという確かなメリットがある現代のお見合いはとても合理的。むしろ「お見合い結婚」と言うよりは「お見合いから始まる恋愛結婚」と言い換えた方がいいかもしれません。

これからの時代のお見合いは「恋愛」×「お見合い」のハイブリッドなものとして定着していくでしょう。



「それでもお見合いはちょっと・・・」と未だに一歩を踏み出せない方も多いでしょう。でも結婚を目標とするならば、お見合いは実に合理的な方法と言えるんです。

まず、親戚や知人の紹介によるお見合いは、ごく狭い範囲の中から選ばれた男女が出会うわけですから、自らの希望や事前の相性の確認だったりと選択の余地はほぼゼロと言ってもいいでしょう。しかし大手会社が展開するサービスでは、数万人単位の会員の中からマッチングできるわけですから、出会う確率、交際まで発展する確率はグッと上がります。

同時に大手結婚相談所の特色でもある、スタッフによる手厚いサービスが受けられるという点も大きな追い風となります。塾や予備校に行けば講師が、フィットネスクラブに行けばトレーナーがお客さんをペースメークしてくれるように、結婚相談所では「カウンセラー」が一人ひとりの婚活をサポートし適切にアドバイスしてくれます。

アドバイスを受けるにあたり一番念頭に置いておきたいのが具体的な目標設定です。いつまでに結婚したいから、いつごろから交際を始めて、そのためにどのタイミングでお見合いを始めるか・・・といった具合に逆算で目標設定していきましょう。
こうすれば恋愛結婚のように長引いた挙句冷めてしまうなんてことは極力避けられるしょう。



豊富な会員数、結婚までの目標設定、そしてカウンセリングやサポートの質と量。
この3つがそろうことで結婚の確率がグッと大きく変わっていきます。